見えないことは発達を阻害する大きな要因にはなりません。見えない子どもの発達を考える上で大事なのは「子ども自身が自分の周囲にいる人や物に対して、自発的に働きかけること」にあります。赤ちゃんが自分でその力を持つためには、初めは大人の手助けが必要です。では、大人は、何をどのように手助けしたらよいのでしょうか。
 「視覚障害乳幼児発達研究会」は、視覚に障害のある乳幼児の豊かな成長を願い、視覚活用が難しい子どもたちの家庭での生活や遊びを基盤としながら、一人一人の発達を支援し、家族を支えることを目的としています。定例の勉強会などを通して、事例に基づいた具体的な研究や早期介入などについての文献研究を行います。
 このたび、私どもは、これまでの勉強会の成果を取り入れて、『目の見えない乳幼児の発達と育児―家族と支える人のためにー』(英智舎)を出版いたしました。この本の基本となる考え方についてさらに研究を深め、医療や福祉・教育機関とも連携した実践事例を積み重ねて行きたいと考えております。
 本会は、会員の皆様の自己研鑽を大切にした研究会です。ぜひご一緒に勉強していきましょう。

    視覚障害乳幼児発達研究会

    会長  神尾裕治(kamioz12614@gmail.com)

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